創業当初から大切に使われてきたhome's viのロゴを進化させてリデザインした、新しいロゴ。新しい気づきや、発見、アイディアが

芽生えたり、「やってみよう!」という情熱や「そう、これが大切だったんだ」とあたたかな火が心に灯されたり。

 

文字の太さやフォントを、よりはっきりとさせることで、そうした、home's viが手がける「場」から産まれるものを大切にしたい、
という思いを明確にしました。また、「なんだか素敵」「おもしろそう」と思って頂けるようなワンポイントを12色の円で表現

しています。ワークショップでは、参加者でひとつの円を囲むように座ります。それぞれが好きな場所に座り、それぞれの思いを

分かち合う「チェックイン」からワークショップは始まります。ちょっとはみ出していたり、向きが違ったりしても場に集う人と、

一つの円を囲んで、真剣に、時にふざけながら考えたり、向き合ったり、語らい合ったり。

 

四角は座布団を表しており、12色、京都の伝統色で表現しました。
12という数字には、季節折々の時を豊かに楽しみたいという想いと、十二単衣の「十二」には「たくさん」という意味があるそうで、
同じ時を大切に大切に積み重ねていきたいという想いがこもっています。

 

1月号 猩々緋(しょうじょうひ)

目を見張るような鮮烈な赤。戦国期に南蛮から伝わった羅紗(らしゃ)や天鵞絨(びろうど)に多く用いられていました。

2月号 梅重(うめかさね)

平安時代に女房装束の襲(上着)の色目としても好まれた春らしい色。梅の花が重なった色を表します。

3月号 櫨染(はじぞめ)

ヤマハゼの黄色い芯材で染めた色。 平安期には高貴な人の衣の色として愛されました。

4月号 桜色(さくらいろ)

満開の桜の花の、ほんのりと色づいた淡い紅色。 黄色の要素の少ない透明感のある色です。

5月号 若草色(わかくさいろ)

芽を出し始めた若草のような明るい黄緑。襲(かさね)の色目には 平安期からある。単色を表すのは明治期から。

6月号 二藍(ふたあい)

藍に紅花を掛け合わせて染める紫系の色。平安時代には夏の衣装によく用いられました。

7月号 紺碧(こんぺき)

黒みを帯びた紺色または、紺色がかった碧色。海や空の深い青を表す際に用いられることが多い。

8月号 常磐色(ときわいろ)

常緑樹の葉のような深い緑色。常に変わらない美しい緑をたたえる呼び名です。

9月号 深緋(こきひ)

茜で染められた深い赤。古くからある色で「ふかひ」とも読まれます。

10月号 松葉色(まつばいろ)

常緑樹の松葉の色のような緑。不変を表す色として江戸期以降、特に好まれてきました。

11月号 黄丹(おうに)

鮮やかな赤みがちの橙色。奈良時代から皇太子の礼服の色として用いられ、禁色となっていました。

12月号 瑠璃色(るりいろ)

紫がかった深い青色。古来、この色のガラスを「瑠璃」と呼びました