各論編とは、ティール組織を実践する上で基盤となる4つのテーマ「3つの突破口(①存在目的、②全体性、③自主経営)」と「④ソース原理」をそれぞれ5時間で学ぶ本格的な探求プログラムです。レクチャーを中心に、ミニワークも交えながら、各テーマの全体像と本質をしっかり理解できます。学びたいテーマだけ選んでもよし、4テーマすべてを選んでもよし。自分に合わせた一歩を踏み出しましょう。
(※1)ソース役とは、存在目的に最もアクセスしやすい役割のこと。
以下のブログは、ラルー氏から嘉村へソース役のバトンが渡されたときのものです。
参考ブログ:【フレデリック・ラルーとの回想録①~一番忘れたくないもの 嘉村賢州】
時 間:各日13:00〜18:00(半日)
場 所:オンラインZOOM
定 員:各回16名
※各講座で学べることやカリキュラムなどの詳細は、下記の各講座の丸ボタン「詳細・申込み」からご確認いただけます。
各論編①存在目的では、パーパス経営ブームで使われることの多い「パーパス(Purpose)」とティール組織で扱われている「エボリューショナリーパーパス(Evolutionary purpose)」の違いについて理解するとともに、存在目的への耳の済ませ方(Callの聞き方・探求の仕方)について学びます。組織が存在目的をどう実現していくかの道筋を掴みましょう。
各論編②ソース原理では、フレデリック・ラルーが「もし私が事前に知っていたら、必ず『ティール組織』で紹介していた」というソース原理について学びます。ボトムアップや分散型ではない進化型組織の本当の姿をあきらかにするとともに、マネーワークやソースワークといったワークを通して、自分の人生のなかで追いやってきた影の側面やエゴなどと建設的に関わり、全体性を取り戻すことが可能にします。
各論③全体性では、単なる心理的安全性とは異なる全体性の本質について迫ります。フレデリック・ラルーは、「全体性こそ唯一の生産的な会話をする方法」というように、本講座を通して、職場で自分自身や1対1、グループや組織全体で全体性を実践しはじめるための哲学から具体的な慣行まで学ぶことで実践の糸口を見つけます。
各論編④自主経営では、フラットな組織や権限委譲が行き届いた組織といったよくある誤解を解消するとともに、自主経営の本質である「Power over」の考えを学びます。また具体的に自主経営を実践する上で必要になってくる「自己組織化」や「自己修正」といった概念を学び、一人ひとりのセンサーを活かして組織構造を調整していく方法を学びます。
第1回【存在目的】決めるのではなく、パーパスに耳を澄ませるには?
日時:8月6日(日)13:00-18:00
詳細/申込:https://teal0806.peatix.com
第2回【ソース原理】グリーンの罠を超える創造的活動に共通する視点とは?
日時:8月12日 (土)13:00-18:00
詳細/申込:https://teal0812.peatix.com
第3回【全体性】仕事用の仮面をつけないで、会社で自分らしさを最大限発揮するには?
日時:8月19日(土)13:00-18:00
詳細/申込:https://teal0819.peatix.com
第4回【自主経営】管理ではなく、1人ひとりのセンサーを活かした組織構造とは?
日時:8月27日(日)13:00-18:00
詳細/申込:https://teal0827.peatix.com
1講座受講 :44,000円
全講座受講 :150,000円
✓ 表示金額は税込価格です。
✓ 全講座受講チケットの販売は8/5までです。第1講の詳細・申込みからご購入いただけます。
✓ 各講座の1か月前までは早割でチケットを購入いただけます。
(1)概論編(または45分以上の嘉村の講演会やセミナー)に参加していること
各論編でティール組織の概論編の内容を理解した上でご参加いただくことでより全体像を掴むことができるようにカリキュラムを設計しています。「まだティール組織という概念に出会ってまだ間もない」「インターネットのティール組織の関連する記事を読み込んだくらい」という方は、まずは概論編の受講をおすすめします。
※概論編は、8月上旬にも開催予定です!詳細はこちら
(2)参加する仲間とともに学び合う姿勢がある
ティール組織の世界観は奥深く、単なる知識の習得だけでは終わらないという側面があります。各論編では、講義だけではなく簡単なワークやグループでの対話の時間も設ける予定です。ティール組織の習熟度や実践の有無に関わらず、ともに学び合う仲間として参加していただくことを願っています。
(3)同一組織からの複数名での参加について
各論編は、講義中心ではあるものの、質疑応答で理解を深めていくことも大切な要素として考えています。そのため定員を16名と限定にしていますので、同一組織からの複数名での参加は最大4名までとさせていただきます。また5名以上での参加を検討される法人様には、講師派遣などの提供メニューもございますので、別途お問い合わせください。
(4)各種媒体の使用ができるPC環境があること
講座を受講する上で、Zoomを始めとするPC環境が必要となってきます。カリキュラムでは以下のツールを使用することを想定していますので、参加当日までに環境を整えていただけますようお願いいたします。
● Google|ドキュメント・スライド・フォーム
● Slack
● Miro・Jamboard等のオンラインホワイトボード
2020年の感染症の拡大を受け、代表の嘉村が旗振り役となり、完全オンラインのリモートプロジェクトとして「ティール組織ラボ」が発足。世の中にティール組織の概念が広がっている一方で、その理解には誤解も含まれることも多く、日本でティール組織についてきちんと学べる機会を提供することを目的に「概論編」を開催。月に1度程度の開催で、これまでに250名以上の受講者がいる。また、ティール組織の旅路をサポートする約4ヶ月間の「深化編」も開催。これまでにモニター開催も含めて3期実施。今後もティール組織に関する研究・講座・発信・法人サポートに力を入れていく。
質問・問い合わせ・各種依頼は問い合わせフォームよりお問い合わせください。(担当:山本・木戸・丸毛・浅井)
※メッセージの中に「ティール組織オンライン講座について」など内容に関する記述を加えたうえメッセージをお書きください。
嘉村 賢州(かむら・けんしゅう)
場づくりの専門集団 NPO法人 場とつながりラボhome’s vi 代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者。
人が集うときに生まれる対立・
2015年に1年間仕事を休み、世界を旅する中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、今に至る。翻訳本に「自主経営組織のはじめ方―現場で決めるチームをつくる」(英治出版)「すべては1人から始まる―ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力 」(英治出版)、共著に「ティール組織へのいざない」(中外出版社)等がある。