過去参加者の声

● 「ティールへの旅路を歩んでみたい!」内側に熱い何かが生まれるのを感じました。まずは人間として発達しなければ。。。と考えがちでしたが、「ティールの実践者たちはあまり発達理論の話はしない。まずは、パーパス!人生の中でどういうことを実現したいのかが大切。発達理論をものさしにしてしまった時点でオレンジ」というお話にハッとさせられました。大きな存在目的があると同時に、どんな小さな役割にも存在目的があるというお話も心に響きました。目の前の小さな役割にも存在目的を意識してみれば魂が宿ることでしょう。

 

● どこへ行っても変わり者と言われ続け組織の中で生きにくさを感じてきた自分が代表となり、様々なマネジメントを学んできてティール組織にたどり着きました。概要を学んでみて、これだ!という思いが強くなりました。

 

● ただ、組織構成員の中で表面的ではなく本質的な概念を共有するのが難しいとも感じています。

参加者が少人数であり、ティール組織の知識や思いが共通している(と見受けられた)ため、率直に聞きたい質問がしやすかったです。またブレークアウトセッションでご縁のあったメンバーとの対話も良かったです。メンバーの方々の想いや問題意識、普段考えていることからの学びもありました。

このセミナーを通じて達成したいこと

ティール組織について深いレベルでの理解を得ることができている

②自らが学び・実践していく上でどういったプロセスが必要なのか全体像が描けている

③自ら変容の旅に出発できている

こんな人におすすめ

  • ・既存のマネジメントや組織運営に限界を感じている   
  • ・人生の変容の旅をはじめたい、きっかけや仲間をみつけたい
  • ・ビジネス以外の領域でもティール組織の学びを活かしてみたい  
  • ・本は読んだけれど何から始めればいいかよくわからない  
  • ・本には書かれていない話が聞きたい 
  • ※以前に嘉村の講演会(1時間以上)のものを聞いたことがある方には重複した内容がございます。 

セミナープログラムのご紹介

「ティール組織」という概念が生まれた背景、およびその根底に流れる世界観を理解することで、ティール組織の本質と全体像をつかんでいきます。また実際に組織の進化の旅路を始めようとする人たちが、どのようなプロセスで歩みを進めればいいかの道しるべとなるような講座を目指します。

日時:下記スケジュールを参照してください

場所:オンライン(ZOOM)

内容: 

ティール組織の世界観

組織の発達の歴史

ティール組織の3つの突破口と各種事例のダイジェスト

④ティールを実践する上での全体地図

⑤探究実践のポイント

⑥Q & A

⑦ホームズビーによる実践サポートについて 

 

※ティール組織を読んだことがなくても参加可能です。

※質疑応答や対話の時間がありますので、マイク付きの環境で参加できるようご準備ください。

このプログラム位置づけ

「ティール組織を知って、今の組織を改善したい、 新たな変革の旅路を始めたい、と思った多くの人にとっての”入り口”を用意したい」という想いでこのプログラムを立ち上げました。重きを置いているのは、ティール組織に関する誤解を解き、組織の進化のプロセスに関する理解を深めることです。今後私たちは、組織の進化を目指す多くの企業や団体・個人に対して様々なプログラムで貢献していきたいと考えていますが、今回のオンラインセミナーシリーズでは、特に「知識面」を中心にプログラムを構成しています

 

ティール組織的な組織の進化のプロセスでは、時に知識よりも、一人ひとりの内面の探求や知識の体現といった実践的内容が重要とされています。しかし現状、日本での急速なティール組織のブームにおいては、最低限の理解にも届いていない誤解や表層的な解釈も残念ながら広がっているように感じています。このセミナー群ではティール組織へのイメージや思い込みを脇に置いて、旅路をともにする仲間との深いレベルでの共通認識・共通言語を獲得していくことをメインの目的にしています。この入り口としてのセミナーが安定的に展開された後は、より実際の旅路に必要となる内省や探求、具体的なコミュニケーションや組織プラクティスを探求するようなティール組織ラボ・深化編も用意していますのでご検討ください。

 

また、今回はコロナ禍において実際に集まってのワークショップの開催が難しいこと、また多くのセミナーが関東での開催が多く、日本のあらゆる地域の関心がある人たちにティール組織の英知を届けたいという二つの想いもあり、オンラインセミナーとしての開催を決めました。今の状況が落ち着いたら、また皆さんと顔を合わせて、体感でも学べるワークショッププログラムも開催していきたいと考えています。

 

参加費について

参加費に関して、私たちは一つのチャレンジをしようと考えています。

 

ティール組織の著者フレデリック・ラルー氏は著書や100本を超えるビデオシリーズ、そして世界の経営者向けのコンサルティングも、払いたい金額を払うギフトエコノミー方式を取っており、私たちは深く感銘を受けました。

 

home's viでも、社会への思い・人のやさしさが循環していくような流れをここから生み出すチャレンジをしていきたい。そこで今回は、講座参加された方たちに、実際に得られた学びの深さや体感をベースに価値を決めていただく、あと決め・あと払い・あとギフト方式をとらせていただきたいと思います。

 

そのうえで、みなさまからの参加費の1割はフレデリック・ラルー氏への寄付をさせていただくことにします。

 

今回の『概論編』は超少人数制で実施することを前提に、参加費の目安を1万円と想定して準備を進めてきました。

 

しかしながら、その金額がハードルになって受講できない方が出てくるのは悲しいですし、このコロナ禍で活路を見出そうとされている方々に貢献したいという気持ちもあります。また、PAY IT FORWARD(恩送り・次の人のためのお金をギフトとして支払う)というような、講座そのものがやさしさの循環の中で広がっていくような流れを生み出してみたい、という願いもあります。

 

たくさんの経済循環があればあるほど、社会に還元できる活動が広がります。

私たちの日々の暮らしも支えられ、より思いを込めて一つ一つの仕事に取り組むことができます。

 

たくさんの想いの循環があればあるほど、人のつながりが広がります。

私たちの未来の社会を支える力と、そこへの希望が湧いてきます。

 

”未来のあたりまえ” な「お金」の在り方を

この講座を通して共に感じ考えていければと思っています。

 

 

※下記Q&Aにも価格に関することを記述しています。

※公開から1年半が経ち、目安価格を2万円から1万円に変更いたしました。(2022.3.1)

 


運営団体について(問い合わせ)

場とつながりラボhome's vi

2008年に設立。場づくりの専門集団として各種コミュニティづくりの方法やファシリテーションの理論・手法を研究開発し具体的な現場で実践している。まちづくりから組織変革まで領域は多様で年間100以上のワークショップを実施している。近年はその目的を「未来のあたりまえを今ここに」という想いで共有し、理想的な生き方、働き方、関わり方を夢物語に終わらせず、今ここに体現していく事を目指して活動を進めている。組織としては第三フェーズとしての節目を迎えており、ホラクラシーをゆるく基盤におきつつ自分たちらしい新しい組織も模索しながら日々実践している。

 

質問・問い合わせ・各種依頼は

問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

メッセージの中に「ティール組織オンライン講座について」など内容に関する記述を加えたうえメッセージをお書きください。(担当:山本・篠原)

 

企画監修・質疑応答:嘉村賢州

嘉村 賢州(かむら・けんしゅう)

場づくりの専門集団NPO法人「場とつながりラボhome’s vi」代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者、コクリ!プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っていた。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、今に至る。最近では自律的な組織進化を支援する可視化&対話促進ツール「Team Journey Supporter」を株式会社ガイアックス、英治出版株式会社と共同開発。2020年初夏にサービスをローンチした。



嘉村が関わったティール組織関連書籍



Q & A

〇参加費の後払いに関して、一切目安がないと少し不安になります。本当にいくらでもよいのでしょうか?

はい構いません。私たちはお金の多寡で参加者の良しあしを測りませんし、少ないから私たちのセミナーが評価されないのだとも思いません。500円レベル~10万レベルまで終わったときに感じた金額をお支払いいただければと思います。同時に近年日本においてもギフトエコノミー的なチャレンジは増えてきているのですが、二つの傾向を感じています。

 

一つは「ギフトエコノミ=安い」という認識です。私たちも働く個々人が家族を支えて暮らしている人たちです。その人達の生活を守っていかなければなりません、また、お金はエネルギーでもあり、やはり多くあることでもっと社会に良いものを提供できると日々感じています、そういう意味でも大きなエネルギーをもらいたいと願っています。

 

二つ目は提示されないことがストレスになる。もしかしたら日本特有かもしれないですが「いくら払うのが適切(正解)なんだろう」と考えてしまう傾向が強いようです。私たちは参加者を悩ませることを目指しているのではありません。私たちはお金のあるなしに関わらず、私たちの知恵を活用している人たちにサービスを届けたい。同時にお金のエネルギーを回すことで、私たちが幸せに暮らしたいし、より多くのものを届ける団体に成長したいという願いを持っているだけです。提供価値への対価という認識ではなく、セミナーを通じて表現した私たちのメッセージや未来像に参加費という形で応援してほしいという気持ちなのです。

 

なので罪悪感や比較論ではなく、無理のない形で、でも大胆に金額を決めてほしいのです。そして、私たちへの応援はお金だけが形ではないと思っています。スタッフに一人ひとりに感想の声をいただいたり、この講座の存在、ホームズビーの存在を皆さんの周りに広げていただく。そういった違う形も私たちを強く支えるものになると思っているのです。

 

〇会社からの経費で参加したいのですが領収書などの発行はしてもらえますか?また事前に金額を提示してもらえたりできますか?(事前承認がいるので困っています。)

領収書の発行は可能です。支払い時にその意図をお伝えください。また事前決済用の価格ですが、概論編は2万円、各論編はそれぞれ3万円として考えていただくのが良いと思います。今のビジネス社会の基準でいくと私たちのセミナーは上記の金額設定の水準として準備を進めています。

  

〇セミナーで使うスライドや参加者向けの資料はありますか?
一部の資料を除き、当日のスライド資料はPDFとして共有予定です。メモを取ることにエネルギーを奪われることなく、セミナーに集中して参加していただければ幸いです。(PDFは後払い完了後にお渡しすることになりますのでご了承ください。)

 

〇耳で聴くだけの参加でもよいですか?あとで録画を見ることはできますか?

双方向のやりとりや対話を大切に進めたいので、できればカメラもマイクもオンの状態でご参加ください。通信環境によっては画面をオフにする必要がある方もいるかと思いますが、音声のコミュニケーションはできるようご準備ください。録画の配信は予定しておりません。

 

〇会社から2名で参加したいのですが、一社からの参加の人数制限はありますか?また、ペア割みたいなものはありますか?
少人数制のセミナーのため一つの会社から二名以下の参加を推奨しています。もし会社として共通言語として学びたいという場合、別の回に分散していただくか、別途講師派遣の依頼をしていただければ対応させていただきます。(別途有料)

 

〇セミナープログラムの受講後は、個別での相談やサポートを受けることはできますか?
今回のオンラインセミナーは入り口であり、今後継続的に学ぶ仕組みや経営者向けのフォロープログラム、各種ワークショップなどの提供も企画しています。個別支援に関しては当法人の人数に限りがあるため、状況によってはお引き受けできない場合がありますのでご了承ください。

 

〇組織コンサルタントをやっています。同業者でも参加可能ですか?

是非、参加してください。ティール組織の考え方でも競合という考え方はなく、同じ世界を実現する仲間として同業種を歓迎する組織が多くあります。共に学び合い、良い社会を作っていきましょう。