「概論編」の位置づけ
2018年に日本語書籍が発売後、パーパスという言葉が広がるなど注目を浴びた「ティール組織」。
ティール組織の著者であるフレデリック・ラルー氏も、「その道のりは、組織の変容の旅であると同時に、個人の変容の旅でもある」といいます。
しかし現状では、多くの場で語られているティール組織には、誤解や表層的な解釈も少なくなく、せっかくの叡智がうまく活かされていないように感じることも多々あります。
本セミナーでは、そうした「思い込み」や「理想像」をいったん脇に置き、旅をともにする仲間たちとともに、ティール組織の本質にふれるための共通認識・共通言語を育んでいきます。ティール組織という新しいパラダイムの世界観と組織について、学びと深い対話の機会に参加してくださることを心からお待ちしています。
「概論編」を通じて達成したいこと
(1)ティール組織について表層的な理解や誤解を超えた深い理解を得ている
(2)学び・実践していくプロセスのイメージが出来ている
(3)自らがティール的な考え方や在り方を体現しようと思えている
プログラムのご紹介
(1)はじめに
・開催背景
・フレデリック・ラルーについて
・ティール組織の背景にある世界観
(2)講義「組織の歴史」
・レッド組織からグリーン組織まで
・感想共有と質疑応答
(3)講義「ティール組織の特徴(3つの突破口)」
・自主経営、全体性、存在目的
・ティール組織の事例
・感想共有と質疑応答
(4)おわりに
・さらに学び深め、実践していくためのヒント
・アンケート
※ 嘉村の講演会(1時間以上)を聞いたことがある方には重複した内容がございます。
※ティール組織や次世代組織に関するWEBメディアにて、「ティール組織とは」を解説しています。学ばれる際の参考にしてみてください。
※当日はセミナー内容アップデートを目的としたを録画させていただきます。
アーカイブ配信の予定はございません。ご了承ください。
こんな方におすすめ
<経営者・リーダー>
・既存のマネジメントや組織運営に違和感や限界を感じている
・人を大切にした組織づくりに関心がある
・組織のパーパス実現についてのヒントがほしい
<ビジネスパーソン・変革チームのメンバー>
・ティール組織のようなマネジメントに関心がある
・自組織がティール組織の実践をはじめたが、具体的な変革で行き詰まっている
・今の組織のやり方やあり方について限界を感じている
<すべての方>
・本を読むのが大変なので、まずはティール組織について学べる機会がほしい
・これからの働き方や組織について考えるヒントがほしい
・ビジネス以外の領域でもティール組織の学びを活かしてみたい
過去参加者の声
「ここだ!と思えるものに、ようやく出会えた気がします」
どこへ行っても“変わり者”と言われてきた自分。組織の中での生きにくさを抱えながら、様々なマネジメント手法を学ぶ中で、ようやくティール組織という考え方に出会いました。概要を学んだだけでも、「これだ!」という感覚が強まりました。
「ただの“知識共有”ではなく、“深い問い”を安心して話せる場でした」
少人数で、ティール組織に対する関心や背景がある程度共有されていたからこそ、表面的な話ではなく、本質的な対話ができました。
ブレイクアウトセッションで出会った仲間との対話も印象的で、それぞれの想いや問題意識から多くの学びがありました。
「ティールへの旅路を歩んでみたい!」
セミナーを通して、内側に熱い何かが生まれるのを感じました。
「まずは人間として発達しなければ…」と考えがちだった私にとって、「ティールの実践者は発達理論よりも、まず“パーパス(存在目的)”を大事にしている」という言葉に、ハッとさせられました。大きな存在目的だけでなく、目の前の小さな役割にも魂が宿る。その感覚が、自分の内側に深く響きました。
参加費について
5000円(税込)
※学生、若手社会人、NPO職員、教育関係者など、経済的な理由からセミナーに多くの費用をかけることが難しい方に向けて、奨学生チケットをご用意しています。自己申告制となっておりますので、「自分は該当する」と感じられた方は、どうぞご遠慮なくこちらのチケットをお選びください。なお、一般チケットと奨学生チケットでセミナーの内容や提供される体験に違いはありません。
▼注意事項
・セミナー開始までのキャンセル連絡は、Peatix上の返金対応を申し受けます。
連絡なし不参加の場合、返金対応を致しかねます。ご容赦ください。
運営団体について(問い合わせ)
2020年の感染症の拡大を受け、代表の嘉村が旗振り役となり、完全オンラインのリモートプロジェクトとして「ティール組織ラボ」が発足。世の中にティール組織の概念が広がっている一方で、その理解には誤解も含まれることも多く、日本でティール組織についてきちんと学べる機会を提供することを目的に「概論編」を開催。月に1度程度の開催で、これまでに250名以上の受講者がいる。また、ティール組織の旅路をサポートする約4ヶ月間の「深化編」も開催。これまでにモニター開催も含めて3期実施。今後もティール組織に関する研究・講座・発信・法人サポートに力を入れていく。
質問・問い合わせ・各種依頼は問い合わせフォームよりお問い合わせください。(担当:山本・木戸・丸毛・浅井)
※メッセージの中に「ティール組織オンライン講座について」など内容に関する記述を加えたうえメッセージをお書きください。
嘉村 賢州(かむら・けんしゅう)
場づくりの専門集団 NPO法人 場とつながりラボhome’s vi 代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者。
人が集うときに生まれる対立・
2015年に1年間仕事を休み、世界を旅する中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、今に至る。翻訳本に「自主経営組織のはじめ方―現場で決めるチームをつくる」(英治出版)「すべては1人から始まる―ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力 」(英治出版)、共著に「ティール組織へのいざない」(中外出版社)等がある。
メディア掲載(一部抜粋)
・『ティール組織』とは何か─組織の問題は「個人ではなく構造」から発生し「型ではなく文脈」で考える Biz/Zine(ビズジン)
・嘉村賢州氏が語る ティール組織の誤解と企業への導入に必要な考え方 人事ONLINE
・ティール組織って何? 誤解されがちなポイントは?第一人者 嘉村賢州さんに聞いてみた サイボウズ式 (@cybozushiki)
・ニューノーマル時代に加速する「人と組織」のパラダイムシフト | Club Unisys (@NihonUnisysEvt)
嘉村が関わったティール組織関連書籍
Q & A
Q.領収書は発行されますか?
はい、各開催ページ 運営元のPeatixから発行可能です。
詳しい方法はこちらをご覧ください:
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821741
Q:講義資料はもらえますか?
当日のスライド資料は、アンケートへの回答後にPDFとして共有予定です。
メモを取ることにエネルギーを奪われることなく、セミナーに集中して参加していただければ幸いです。
Q:耳だけ参加や録画視聴はできますか?
双方向のやりとりや対話を大切に進めたいので、できればカメラもマイクもオンの状態でご参加ください。通信環境によっては画面をオフにする必要がある方もいるかと思いますが、音声のコミュニケーションはできるようご準備ください。録画の配信は予定しておりません。
Q:組織コンサルタントです。同業者でも参加可能ですか?
是非、参加してください。ティール組織の考え方でも競合という考え方はなく、同じ世界を実現する仲間として同業種を歓迎する組織が多くあります。共に学び合い、良い社会を作っていきましょう!